2011年10月12日

それ!ゆけ!kintone!

久方ぶりに、IT関係のリアルな展示会「ITPro Expo 2011」に出かけていった。主な目的は、この秋(ってもう秋だけど(^_^;)にもリリースされる予定のサイボウスさんの「kintone」という新しいサービスの展示を見ること。このkintone、実は今年の4月頃にメディアには発表されおりクローズドベータテストが現在も進行中である。私ももちろん、ベータユーザーに参加させていただいている(もっとも、あんまり使えてなくてごめんなさいではあるが)。

サイボウズさんの説明では、kintoneは「ファスト」なシステムを具現化したものであるという。詳細な説明はWeb等で見ていただくのがよいと思うが、要するに牛丼の吉野屋さんの「はやい・うまい・やすい」を実現したシステムだと思えばよかろう。

はやいとは、システムの動作がきびきびというだけではなく「使いたい!」「これやってみたい」というときに、即座に利用できるようになることまでをも指し、「うまい」はもちろん、安心して使える品質であり、「やすい」は納得がいくお値段ということである。

サイボウズさんは、これまで企業向けのパッケージ製品が中心だったが、このkintoneは最初からクラウド型のサービスとして提供される予定で、インフラ部分の構築から自社で取り組まれているそうである。勘のいい人はおわかりだろうが「kintone」=「きんと雲」=「速い雲」らしい。はやく、ばびゅーんと乗ってみたいものである。

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この展示で評判だったのが、「kintone3分間チャレンジ」と題して実際に3分以内にアプリを1つ作ってみようというスペシャルセミナーだったそうだ。なんと、女性担当者の頭上には3分で割れる巨大風船が準備されていたとか。あいにく、生でこの様子を見ることが時間の都合上できなかったのだが、翌日にも同じチャレンジの様子が急遽Ustreamで配信されて、うまい具合に見ることができた。

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※展示されていたkintoneの画面、iPadのSafariでも動作する

kintoneとあわせて、主力製品である「サイボウズ・Office 9」もクラウド版が発表されており、会場ではなぜか「ボウズマン」の格好をしたキューピーちゃんのグッズも配られていた。なぜ、キューピー・・「9(きゅー)」だからか・・・(^_^;

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kintoneの詳細や、活用術など別途整理して正式リリース後に順次公開していく予定である。

追記)

このkintoneが、ITPro Expo 2011 Awardの大賞を受賞したそうである。kintoneチームの皆様、おめでとうごじます。リリースに向けて大変でしょうが頑張ってください。(^_^)v

http://corporate.nikkeibp.co.jp/information/newsrelease/newsrelease20111013_2.shtml

2011年10月10日

ドラゴンクエスト展

今年は、ファミコン版のドラゴンクエストが発売されて25周年となるらしい。Wii上で動く当時のドラクエ1、2,3とスーファミの移植版1,2,3が9月に販売されたが、もちろん特典付きを早々にゲットしていた私である。

ファミコン版のドラクエ1を実に25年ぶりに画面で見たのだが、「あれ、最初はこうだったっけ?」みたいな違和感が今となってはいろいろとあり、ゲームシステムとして改善が積み重ねられてきたことがよくわかる。

ファミコン版のドラクエといえばなんと言っても「復活の呪文」である。当時のゲームカセットにはデータをセーブする機能がなかったため、ゲームの状態を「呪文」として再入力することで続きができるという画期的なシステムであった。Wiiで復刻されたドラクエ1にも、当然この機能は復刻されており、「昔はなー、復活の呪文で大変だったんだぞ~」というのを子供らにも体験させることができた。もっとも、Wii復刻版では、復活の呪文だけでなく普通にゲームをセーブできるようにもなっていましたけどね(^_^;さすがに、今時の子供に復活の呪文だけでコンプリートを要求するのは無理であろう。私だって嫌である(笑)。

さて、25周年にあわせて「ドラゴンクエスト展」という展示会をやるというので、少し安くなる前売り券を購入し、この3連休の最後の日に子供2人をつれて出かけてみた。

場所は、六本木ヒルズの森タワー52Fにある「森アーツセンターギャラリー」と超豪華!?ドラクエが今や国民的タイトルとなったことがよくわかる。公式Blogサイトによると連休と言うこともあり、お待ちいただく場合がありますなどと書かれていたのだが、時間を午後3時過ぎと遅めにしたのが幸いしたらしく、行列は当然できていたものの、そこまで待たされることもなく入場できた。

失敗だったのは、行列があるのでついつい並んでしまったこと。よく見たらチケットの購入の行列だったようで、前売り券もしくはコンビニ等でも買える入場券を持っている場合は別の「インフォメーションカウンター」に行けばさっさと入場できたのであった。ちなみに前売り券を買っていると「プレミアムチケット」をこのときにもらえるようである。

さて会場に入ると「戦士」、「武闘家」、「僧侶」、「魔法使い」の4つから職業を選び、別々の「冒険の書」を受け取って会場内のイベントをこなしてクイズなどに回答していくというシステム。途中には、定番のモンスター達がお迎えしてくれる。

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(モンスター達は撮影可だったが、それ以外はほとんどご遠慮くださいでした)

イベントの山場は「竜王の城」での対決である。詳細はネタバレになってしまうので、あまり触れないが会場の中で「ベホイミー!」などという大人の叫び声が聞こえてきたら「ああ、今やってるのね」と思っていただければよろしいかと・・・。

イベントが一通り終わると、「どうぐや」コーナーが待っており、ドラクエ関連グッズを買うことができる。ほしいものがいっぱいあったのだが、ここは大人の顔をして「名刺入れ」を購入いたしました。

会場の出口で冒険の書から導かれる「キーワード」をお姉さんに伝えると「勇者のあかし」というバッチをいただける。なんでも、この「あかし」を持って入場すると「勇者」として冒険ができるそうである。うーむ、もう一回くるのもなぁ(^_^;

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続いて、もう一つのお楽しみ。「ルイーダの酒場」で一休み。本店(?)は、同じ六本木にあるそうだが、未だ行ったことはない。52Fからの眺めは素晴らしいので、夕景・夜景を狙っていくのもいいかもしれない。

オーダーしたのは、「ホイミティー」「ベホマッチャ」などドラクエっぽい飲み物に「スライム肉まん」「メダル王のピザ」。カウンターのお姉さんが「あわせて、XXXXゴールドでございます」とちゃんとドラクエの世界に入ってるのがおもしろかった。でも少し高いのよね~(涙)。

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最後にいろいろ収穫をまとめておきます。

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(名刺入れ、勇者のあかし、冒険の書、プレミアムチケット)

2011年9月28日

マイクロソフトな一日

3.11の震災の日に期せずして『日本マイクロソフト株式会社』様の本社に一泊(?)した話は前に書いた(こちら)。そのときには、セミナールームのある31Fと途中で食事の配給を受けるために30Fをちょっとのぞかせていただいただけで社内の様子などは実はさっぱりわからなかった。

その新しい本社は、オフィス環境や社員食堂などがTV・雑誌で紹介されることも多く非常に興味津々だったところに、なんと「本社見学ツアー」をやるという案内をいただいた。さっそく応募してみると、ちょうど、マイクロソフトカンファレンス・2011を同じ品川駅の反対側でやる日に予約ができたので、のこのこと出かけていった。

カンファレンスは大盛況。会場内はWifi環境が用意されており、それだけでも非常に快適であった。主にパートナー向けの内容を聞いたのだが(実は我が社はおそらく世界最弱パートナーに違いない)、いろいろと得るところもあってよかった。

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※昼食をとったホテル内の中庭にて。すっかり気配は秋

見学ツアーは夜の6時から。カンファレンスの会場から品川駅の反対側に移動し、入館手続きをすませて受付へ。約20名弱のメンバーで、まずマイクロソフトの歴史・ビジョンの簡単な紹介。続いてメインの見学ツアー。展示スペースだけでなく、実際の業務スペース・社員食堂エリアをぞろぞろと。一部の例外を除いて、基本フリーアドレスで、ノートPCさえあれば、どこででも仕事ができるようになっているそうで、各所に作業用のディスプレイが配置されていた。

続いて懇親会となったのだが、会場にはなぜかあの「クラウドガール」の「クラウディア・窓辺」がお出迎え。さっそく、記念撮影(笑)。

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ちなみに、このクラウディアが手にしているのは、もちろん最近販売が始まったWindows・Phone。誰だ、後から貼り付けたのは・・

DSCN0213 のコピー

懇親会の席では、「いやー私、御社には一宿一飯の恩義がありまして」という話で盛り上がった(?)のは言うまでもない。いや周りの皆様のまじめな会話に比べて、なんと低レベルな・・・

結局、おいしいハートランドビールをたくさんいただいた上に、帰りにはお土産までいただいてしまった。ああ、また義理ばかりが増えていってしまう・・・・

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2011年9月24日

25年ぶりの祐天寺カーナピーナへ

最近、貴族が「劇辛探検隊」という催し(?)をはじめた。既に第一次探検を、その筋には有名らしい「大沢食堂」というところで実施済み。実はそのときも頭数に入っていたのだが、うっかり寝過ごして残念ながら参加できなかったのだ。というわけで、第二次探検には是非と思っていたところ祐天寺にある「カーナピーナ」へ行くというではないか。

実は、この「カーナピーナ」という店、なんと私が通っていた都立目黒高校のすぐ近く。ちなみに、よく間違えられるのだがラグビー等で有名なのは「私立」の方の「目黒高校」で全然別である。かれこれ34年ほど前の話になるが「なんか商店街に辛いカレーの店ができたらしい」という話を聞いて同級生連中と食べに行ったような記憶がある。

その後、卒業してからも何回か行ったはずなのだが、たぶん最後に行ったのは社会人になったばかりの頃。おそらく25年、四半世紀も前の話である。

その店が,いつのまにやら辛いもの好きの間ですっかり有名になっていたらしいのだ。なんでも「スペシャルホット」というメニューには載っていないのがとにかく劇辛らしい。

当日の詳しい様子は隊長である貴族のblogに詳しく書かれているのでそちらに譲ることにして、私が頼んだ普通の「ホット」でも十分辛かったことをご報告しておく。

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2011年9月18日

横浜ちらっと散策

Twitterを通じてお知り合いになった方に、宮城県の栗原市にある「栗原食肉」のTさんという方がいらっしゃる。3・11の災害以降、時々Blogにて、栗原市の状況を伝えているだけでなく、私のしょーもないつぶやきにも優しくフォローを返してくださる好人物である。

そのTさんが、横浜高島屋で行う大東北展での出店に売り子として立つということで、これは買い物を兼ねて是非ご挨拶をと出かけていった。

我が滝向こうから横浜までは以前はたいそう時間がかかったが、渋谷まで副都心線が乗り入れたこともありかなり楽に移動できるようになった。

とはいうものの、買い物だけで出かけるのもなんだな〜と思っていたら、娘がついてくるというので、買い物の前に中華街近くにある「横浜人形の家」という小規模なミュージアムに立ち寄ることになった。

実は、私は人形が余り得意ではない。いや、はっきり言ってかなり苦手である。特に日本の市松人形のようなやつが正直少々怖いのだ。なんだか歩き出しそうというか、妙な念がこもっているような、そんな気がしてならんのである。

人形の家の中には、そういう怖いやつがゴロゴロとあった。中でも「生き人形」という本当にこれ人形か?みたいなのがガラスの向こうに立っていたのはたいそう驚愕した。

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(入り口ホールに飾られている人形ですでにこのレベル・・・恐ろしや)

娘は、反対に人形の構造やら、「目」の素材などに興味津々なので、たいそう楽しい時間だったようである・・・・。

さて、人形の家から高島屋がある横浜駅方面にはシーバスという船が定期的に運行されており、今回初めてそれを利用して移動してみた。待つ時間も短く、移動も15分ほどと、これはなかなか便利なものである。ひとり700円という運賃を、水辺見学と思えるかどうかが他の鉄道と比べたときの基準になるだろうか。

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(シーバスからの横浜の眺め)

横浜駅近くの船着場を降り、さて高島屋はいったいどこだろう、と迷ってしまった親子二人。実は、船着場があるのは東口側で、高島屋は反対の西口だったのだ。駅前で、高島屋の場所をiPadで調べる情けない私であった。

しかし、横浜駅というところは、いつのまにあんなに複雑怪奇な巨大施設になったのだろうか。随分、久しぶりだったことは確かなのだが、ちょっとした迷路に迷い込んだ気分であった。

ようやく高島屋にたどり着き、8Fの際事情へ移動。おお、大変な賑わいだ。栗原食肉さんは、いったいどこだろう?ぐるりと回ったはずなのに見当たらないぞ・・・(^_^;)

仕方がないので、行列ができていた笹かまぼこの店に並んでふっと振り返ると、少し離れた場所に店を発見!

おいしそうなパックになったすじ肉や軟骨の煮物、ソーセージにベーコン、サラミ、名物の牛タン製品などを物色するも、Tさんらしい姿が見えぬ。まあ、間が悪い時はこんなもんかなーと思って、勘定をすませたところで、男性が一人、店の中に。「あ、Tさんですか?」「あ、新妻さんですか?」「どうもどうも」みたいな感じでご挨拶。Twitterだけで知り合った方と実際にお会いするのは始めてのこと。なんだか不思議な感じであった。大昔の、パソコン通信時代にはよくあったっけな。

この栗原食肉さんの商品は、Amazonでも購入することができるが、残念ながら全種類ではない。ときどき、このようにデパートで出店されているようなので、実際に手にとってみることをオススメします。ちなみに、私のお気に入りは、ベーコンの塊と通販では買えない「牛すじの柔らか煮」。これが、ほんと柔らかく煮込まれていてうまいです。

2011年3月21日

震災に思う

2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災された多くの皆さんに、お見舞いを申し上げます。また、犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

震災から今日で10日がすぎました。全くの偶然ですが、震災のちょうど10日前に、私は今回大きな被害を受けた岩手県の宮古市を訪れておりました。彼の地を訪れて海産物に舌鼓をうつことが、7年来の願望でありそれがようやくかなった日でありました。

翌日、時間がとれたので一人でのんびり人影も少ない浄土ヶ浜を訪れ、蕎麦屋巡りを趣味とする知人に頼まれていた店を探索するなどしてすごしました。今回の震災の様子を収めた動画が、各サイトにて公開されていますが、その中の一つに宮古港近くの間違いなく見覚えのあるあたりが津波にのみこまれる瞬間が映っておりました。ほんの短い滞在でしたが、そこでお目にかかった人々の無事を祈るしかありません。

震災前の宮古市は浄土ヶ浜

宮古港近くにあった風情のある蕎麦屋

震災の当日。私は、品川に移転したばかりの日本マイクロソフト社の31Fセミナールームにおりました。最初の揺れは非常に長く強烈で、「これは直下型がきたか?」と錯覚するほどの体験でした。館内のエレベータも停止し、全く身動きがとれない状態でしたが、日本マイクロソフト様より食事・飲料の提供を受け、安全なビルの中で不安ながらも一夜を無事にすごすことができました。

このとき、大いに役立ったのが(最近外出時にはいつも持ち歩いている)iPadとWifiルーター(NTT東日本の光ポータブル)です。各社Webサイトの情報収集だけでなく、twitter経由で家族と連絡を取り、Facebookで知人の様子を知ることができました。

幸いなことに、今回の震災による直接の被害は、私の家族・事務所含めてほとんどありませんでした。ひとつには、メールやWebといったサーバー類をすでにクラウド環境へ移行していた点が大きいかもしれません。

今回の震災の大元となった地震と津波は、地震学者によると1000年という単位で起きてきたものだそうです。おそらく、日本人はこのような激震にあうたびに、新たな環境に適応し生き延びてきたのではないでしょうか。

今、福島原発の停止に伴う電力の削減が大きな問題となっています。しかしながら、今まで当たり前のように行ってきた、満員電車による通勤、浪費とも思える電力使用などを見直し、新たな社会システムを再構築するよい機会なのではないでしょうか。それに必要な技術はすでにそろっているように私には思えます。あとは、実際にやっていくだけです。